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文化

ニューヨークの文化を基に川崎に壁画が誕生!4人のアーティストの力作を見よ!

壁画とKoji Yamaguchi氏

川崎駅から歩いて10分程度のところに「日進町」というなかなかディープなスポットがあります。

いわゆる「ドヤ街」と呼ばれているスポットですが、子供の頃から川崎に住んでいる自分ですら、大人になるまでほとんど足を踏み入れなかった、、、そんなスポットです。

場所的にも目立たないというかなんと言うか、なかなか行く用事がないような場所なんですよね。

子供が行くようなお店があるわけでもなく、通勤・通学などで通るような場所にあるわけでもなく、目立たないと言えば目立たない場所です。

てか日進町ってどこ?どうやって行くの?

川崎駅から歩いて10分程度のところにあります。

まず川崎駅を出たら、ラゾーナと反対側に歩きます。

そうすると、大きな下り階段を下りて、右手にクリスピークリームドーナツが見えてきます。そしたらクリスピークリームドーナツを右に曲がりましょう。

川崎駅から壁画までの道1ヨドバシカメラとかルフロンといった建物が見えてきます。

そのまままっすぐ進むと、このよくわからないオブジェに到着します。何十年も見てきたオブジェですが、よくわかりません。

川崎駅から壁画までの道2オブジェを左に曲がると、線路の高架やセブンイレブンがあります。その手前を右に曲がりましょう。

↓この道です。

川崎駅から壁画までの道3そのまままっすぐ進むと、故・ウェアハウスが現れます。(川崎は本当に惜しい施設を亡くしました。。。)

川崎駅から壁画までの道4ウェアハウスも通り越して、そのまま線路に沿ってまっすぐ進みます。

川崎駅から壁画までの道5右手に公園が見えてきます。そのまままっすぐ進みます。

川崎駅から壁画までの道6おじさん達がのんびり酒飲んでます。平日朝です。

そこからしばらく歩くと、こんな感じでつきあたりになります。

このあたり一帯が日進町でございます。あまりこない場所ですよね?目立たない場所にありますよね。

日進町ってどんな街?

目立たないだけならまだ良いのですが、なかなかネガティブなイメージが先行してしまっている感があります。

以前は、日雇い労働者の方々がボロい簡易宿泊所で雑魚寝して、ガラの悪い人たちがうろついているという印象でした。(個人の感想です)

今はそんな危ない感じは全然しません。
ですが、まあさっきの写真のように、近くの公園に朝から飲んでるおじさまたちは散見されます。別にのんびり飲んでるだけなので、何も危なくはないんですけど。

ただ、例えば、世田谷区ではなかなか見ない光景ではないでしょうか。

簡易宿泊所も、昔のイメージではボロボロな建物という印象でしたが、改めて見てみるとこれが結構綺麗です。

川崎日進町簡易宿泊所日進月歩 川崎日進町簡易宿泊所末広館 川崎日進町簡易宿泊所みゆき 日進町簡易宿泊所門宿

2015年の火災事件以来、日進町の簡易宿泊所一帯のリノベーションが進んでいるらしく、どこも綺麗な感じでした。昔の印象とは大きく違います。門宿さんなんてけっこうおしゃれなロゴですよね。

これで一泊2,000円とか、かなり破格な感じがします。
今度泊まってレポでもしてみようかな?とワクワクしました。

しかし、例えば私が関西から川崎に来たとして、日進町の簡易宿泊施設に泊まるか?と考えた時に、なんとなくの印象で候補から外してしまう気がします。

「ドヤ街」、「治安が悪い」、「一人歩きは危ない」

昔はそうだったのかもしれないけど、今はそんなことないのに。

そんな日進町に、一人の男がある挑戦を仕掛けました。

川崎・日進町に壁画を!川崎出身NY帰りのKoji Ymaguchi氏の挑戦

一人の男とは、NY帰りのアーティスト「Koji Yamaguchi」氏(Webサイトはこちら)です。

川崎日進町簡易宿泊所日進月歩Koji Yamaguchi氏は、「アートによって街に何ができるのかを試してみたい」と語ります。

彼は3年間ニューヨークで絵を描いてきました。

ニューヨークも、かつては治安の悪さで評判の街でした。

しかし、そんな治安の悪さや評判を吹き飛ばした力があります。

それは、アートの力。

街を変えることができるくらいのアートの力。とても大きい力です。その力を、彼は3年間目の当たりにしてきました。

「アートの力で川崎を変えることを試してみよう!」と考えることができるのも頷けます。

彼は絵を描く手を休めることなく語ってくれました。

日進町壁画作成過程6 日進町壁画作成過程5

「昔はニューヨークは治安の悪い街として評判だったんだって。でもそれをアートの力で変えた。」

日進町壁画作成過程4 日進町壁画作成過程3

「アートの力はとてもわかりやすいから、言葉の通じない外国人でも何かを感じ取ってくれる。」

日進町壁画作成過程2 日進町壁画作成過程1

「これからオリンピックが始まるし、日進町も外国人のバックパッカーが増えてきてる。そんな時に、アートの力で少しでも日進町の印象を良いものにできればと思って」

日進町壁画4 日進町壁画3

「川崎市に話を持って行って、知人のアーティストにも声をかけて、ようやく形になった。」

日進町壁画2 日進町壁画1

「それに、この壁画によって日進町の毎日を少しでも明るいものにできたら嬉しいし、日進町の現実や歴史を知ってくれる人が増えたら、壁画を描いた意味もあるのかな」

語り終わると、彼は絵を描くことにさらに集中し始めました。

アートには想いが詰まっている

この話を聞いて、私は「アートには想いがこめられている」ということを改めて思いました。

だいたいの創作物を、私は完成品しか見てこなかった気がします。それで自分の感情が揺さぶられることもありました。

しかし、アートには描き手の意思も詰まっている。
描き手の意思を汲み取ることが、ただ見るだけではないアートを楽しむ要素のひとつなのかな、と、ひとつ得した気分になりました。

描き手の意思と、見る側の意思が混ざり合って、何かが起こること、、、例えば、街の風景が変わる、街への印象が変わる、人の気持ちが変わる、人の生き方が変わる、、、

アートの力ってきっととても強いものなんでしょうね。

てことで、2020年2月中旬に壁画完成予定です!

完成した壁画は直接見に来てちょうだいね!